釣り

釣りに行った。
場所は我が家から車で40分ぐらい走ったところにあるビーチ。
こっちに来てから3回目の釣り、今回は優諚と一緒。

砂地なのでキスでも釣れればいいなと思って竿を投げる
市場でいつもキスを売ってるのでキットペナンにはキスがいるのだろう

糸を入れること数分チョンチョンと何かがエサをつついているのが感じられる。
キスかイシモチか、前回釣れたのはイシモチだった今回のターゲットはキス。
マレーシア案外こんなところでも釣れる魚は江ノ島あたりと変わらないようだ。

竿を上げてみるとエサがなくなっていた。
それでエサのイカを取りに行こうと荷物のところに戻ると
お皿に置いてあるはずのイカが無い。

よく見るとそばに猫が恍惚の表情でイカを一匹咥えていた。
取り返しに近寄ると喜んでいる声なのかうなっているのか解らないが何か言っている
そこへ近くにいたマレー人のおじさんが現れて猫を猫つかみして捕まえてくれた。

無事にイカを取り戻して再度投入。
と何と、途中で糸が切れてしまいお気に入りの仕掛けごと沖に飛んでいってしまった。
日本からずっと親しんで使ってきた仕掛けだったのにな…今度上州屋でまた買おう。
それを見ていたマレーのおじさんも笑っていた。

気を取り直し他の仕掛けで再チャレンジ。
またツンツンと魚の感触。
優諚にも来てるらしい。
ようやくヒット!
はやる気持ちを抑えてリールを巻く、海から魚登場。

10cmぐらいの謎の魚
おじさんに聞いても名前はわからない、もちろんキスでもないしイシモチでもない。
そうこれは日本のヒイラギそっくりである。
ヒイラギまでいるの?とますます江ノ島を感じながらもそこはちょっとマレーシア
このヒイラギ尾びれと胸鰭が黄色くてとてもキレイ。
あと日本のヒイラギよりも背びれとハラビレがとんがってて痛い。
体を触ると指に付くあのヌメヌメ感は日馬共通だった。

結局この日は二人合わせてこの一匹しか釣れずに終わる。
しかし帰り際に地元のおじさんが竿も使わずに糸を投げ縄のようにして投げて釣りをしていたが
おじさんの持っていたお皿にはまぎれもないキスが乗っていた。

次に期待しよ