BOBOB風呂に入る

うちの猫ボボはシャワー大好きというふれこみで我が家に来た。
過去飼っていた猫たちはことごとくシャワー嫌いだったので、風呂好きの猫とはどのようなものだろうかと興味があった。特にペルシャ猫はシャワーが必須らしいので助かるというものだ。

そこでシャワーに入れる。ペナンには風呂桶というものは存在しない。おそらくホテルのスイートか金持ちの家にあるジャグジーぐらいしかないのではないだろうか?あるのはもっぱらマンディだ。マンディとは水浴びのことだ。マレーやネシアでは古来からこのマンディが使われているらしい。ホースのついた蛇口のある部屋の隅に扇形に囲われている桶がそれだ。いまでも大抵の家には備え付けられている。そこに常時水を張っていて手桶ですくって浴びるのである。温水シャワーなどマレーシアでは必要なかったのだろう、常温の水があれば十分こと足りたのだ。しかし今では温水シャワーが普及していてよかった。さすがに日本人にはマンディだけではきつい。

これがマンディ。

ボボのシャワーから脱線してしまったが、そういうことなので風呂桶がない。ペルシャ猫の毛はやたら密集しているからかなかなか皮膚まで水が浸透しない。そこででっかい桶登場。以前風呂桶の替わりにちょっとでも浸かれればと思ってTESCOで買っておいたものだ。


これにボボを入れて水を張る。ボボも温泉気分でうっとり顔。

その後も順調にシャワーは進む。


猫用シャンプーでゴシゴシ洗う。


鼻まで舐めちゃうぜ


水面に抜毛がものすごい数漂う。こんなに抜けてもハゲル心配がないんだからうらやましい。


うっとりしているのかと思ったら迷惑だったらしい、タオルで拭いていたら唸りだした。しかし元来おとなしい性格なのでやたらと暴れまわったりはしない。ただうなってそのまま拭かれているだけだ。


もう終わりなのか?


ずぶぬれだー


不愉快そうな面