ヘイズとPopper's Penguins

日本では花粉症に苦しんでいた俺もペナンに移ってからは一切なかった。
そう“なかった”のだ


何だか最近頭が重たくて目にやたらとゴミが入りコンタクトがまさに瞬く間によごれる。そして鼻づまりがひどい、そのけっか耳つんぼにもなる。

これは花粉症の症状と酷似している。
周りの人たちも同じ症状をうったえる人が多い。


思い当たるのはヘイズと呼ばれる空を覆う霧のようなやつ。
これはなんでもネシアのスマトラ島焼畑をするときに大量の木材を燃やすのでその煙がマレー半島にも流れてくるらしい。
真偽のほどは定かではないがもし本当だとしたらかなりの量のものを燃やしているのだろう、なにしろマラッカ海峡を渡ってペナン島を覆ってしまうのだから。(本土側から見た友人がペナン島がかすんで見えなかったという証言をしている)


とにかくこのヘイズで花粉症のような症状が出ているのではないだろうかと思われる。知り合いの一人は風邪だと思って医者に行ったら「ヘイズのアレルギーですね」と言われたらしい。


せっかくマレーシアに来て花粉症とも無縁だと思っていたのに残念。しかし救いは今のところかゆみは一切ないことだ。

しかし、うわさによると木と一緒に色々なゴミも燃やしているので体によくない怪しい物質も飛んできているのでは?と言われている。



:映画

ところで今日はまたガーニーに映画に行って来た。
“Popper's Penguins"というジムキャリーの主演作品
久しぶりにジムキャリーの映画を見た。マスクの頃よりやっぱり老けたな。って当たり前。
映画の批評は苦手だ昔から。
「面白かったよ」以上のことを言うのは実に難しい。
何が?ときかれても、俳優がかっこよいとかかわいかったとか以外あまり言うことが出来ない。実際かなり楽しめたにもかかわらずうまく臨場感を説明できない自分がもどかしい。こういう時に「討論クラブとかに入っていれば!」とかチラッと思っちゃうこともある。
とはいってもたまにものすごくハマッてすらすら言えちゃう事もまれにあるがやはりほとんどは難しい。
なんかそれっぽいことを言うとすぐおすぎの顔が連想されて口をつぐんでしまう。いや、でもおすぎの批評はおもろいと思うけど。


というわけでこの映画の感想も“結構面白かった”と“ジムキャリー冬服のコート似合っててうらやましい”と“あぁあの人本当にZoo Keeperだったんだ”です。
あと今日は鼻づまりでポップコーンの味がよくわからず残念でした。