ペナンで海水魚施設拡張&アカハラヤッコ登場

ここのところずっと水槽周辺機器を色々いじってきた。

まず近くにあるKW AQUATIC SUPPLIESという店で水槽ファンを購入。
かなり大きいお店なのだが小さい水槽用のファンはこれ一個しかなかった。日本でも良く見るクリップで水槽のフレームに止めるタイプ。中国のメーカーでSUNSUNという会社のものだ。30%OFFの札がかけられていてRM26で購入できた。SUNSUNてなに?と思いHPを見てみると思ったよりしっかりしてるようだ。

このファンにより大体室温よりも2度から3度水温を下げることに成功。
ペナン島はいつも大体32度で室温も30から32度なので30度以下に保つことが出来そうだ。
音は結構うるさいと感じるけど他のファンを使ったことがないので比較できないのが残念。



外掛け式ろ過をちょこっと改造。
ネットで調べて外掛けろ過機を生物ろ過が出来るように改造した。
といっても中身を入れ替えただけだけど。

このDolphin H800はものすごく濾過槽が大きい。
日本で使ったことのあるテトラのOT30なんかと比べるとその何倍あるのだろうかという大きさ。
ためしに量ってみると2.5リットル入った。
これはゴエイエンタープライズでRM50で購入。



この大容量濾過槽を利用してサンゴ砂Mサイズを2袋に分けて入れる。一袋約1kg、ちなみにサンゴ砂は一キロ30円でした。

作った仕切りで一応下から上への流れにしたつもりでモーター出力最弱に。
これで微生物が繁殖してくれることを期待。



ファンによる水の蒸発が気になり自動給水器を作成。
これもまたネットの情報をみて模倣。
みなさん上手に作っているので簡単にいくかと思いきやかなりてこずってしまいました。が、しかし今は無事に作動。

サイフォン式ペットボトル給水器ですが、ペナン島では日本ほどDIYが浸透していないみたいで大型ホームセンターはまだありません。個人経営のDIYショップや建材屋は結構あります。
がしかしそのどこを見ても必要な部品「アクリルパイプで7mm径のもの」がついに手に入らず断念。何か代替品をと思い探したがついにあきらめて、どなたかがやっておられた逆さペットボトル方式を採用することに。

コンクリート建築が盛んなペナンでは木材を探すのも苦労します、型枠につかう算木を一本買ってボトルを置く台を作成。一緒に買った何故かダイソーの小さい鋸で切るも恐ろしく切れない…こんなに切れない鋸に出会ったのは初めてだ。3箇所算木を切るのに汗だくになった時点でこの鋸をあきらめた。
後日友人の鈴画夢さんから刃渡り50cmぐらいのノコを借りてなんとか切り終わる。これもそうとう切れなかった。


さて台も作り終わりいよいよサイフォン給水器を作る。使うのはTESCOのDrinking waterのボトル5.5リットルの大物だ。
これを2つ買い一つを半分に切って受けにする、これも情報通りだ。おおー確かにすわりがよい。みなさん良い方法を思いつくもんだなぁと感心。


エアチューブをつないで一応完成。

呼び水側のホース先端には注射器がジャストサイズでエアチューブにもちょうどうまい具合にささった。自分で発見したのはこれだけだ。しかし思いついたときには「すごくいいこと思いついちゃった!」と自己満足。
その後何度か床を水浸しにして完成。無事に給水してくれている、大体10日ぐらいはもちそうな感じ。これで旅行時も安心。


ライブロック購入。
ペナンに何件かある海水魚ショップを巡り一番安いgoeyで1kgRM7で購入。
本当はマカラム(1kgRM10)で買いたかったのだが、その店は何故かLBタンクの水流を止めてしまっていて手にしたLBから腐敗臭が…
しょうがないのでgoeyで購入。このLBは全く石灰藻はついていなく付着生物も全く確認できない。

破格に安いけどこれでLBと言えるのかと疑問だったが、どこかのHPでショップで長年キュアリングされたやつはこんな感じになるらしいという情報を得て信じることに。合計3.5kgでRM25


そしてついに小型ヤッコ購入。
マカラムアクアリウムアカハラヤッコを買う。RM25
本当はルリヤッコを入れようと思っていたが、とても元気そうで要チェックポイントもすべて満たしている良個体に見えたので買ってしまった。しかもお店の水槽からこっちをみて
「買って」
と訴えているかのようなしぐさとまなざし…
マニラ便というのがちょっと気になるがその場の勢いには勝てず購入。まぁこういうのって出会いだからな、と自分にやさしく言い訳をして帰宅。

そして現在餌付け中で先住者のハマクマノミとは分けて飼育中。
があの「買ってくれ」と言っているように見えた視線とは裏腹に我が家の水槽に着てからは、ちょっとのぞくとすぐに隠れてしまうシャイな子に…
ま落ち着くまでの辛抱だろう。

追いきれてません。手前にあるのは脚Cがくれたウニの殻。

唯一ピントがあった写真