Dwell

この間年末に一泊だけヘリテージのホテルに泊まってみた。
一度世界遺産の建物で出来たホテルに泊まってみたかったのだ。


場所はいわゆるタウンエリアではなくプラウチクスのBangkok lane。
この道は全体が綺麗に保たれていて通るのが楽しい。そこにDwellなんとかHotelがある。


ボボに別れを告げ自宅から夕方車で出発すること15分、早くもホテル到着。本当はバスで出かけて旅気分を楽しもうか、なんて思ったんだけど、次の日そのままホテルから直接行く用事があるので結局車になった。

運良くホテルの目の前の駐車場が空いていた。
車を停めると切符切りのおばちゃんが現れたがホテルの人も同時に来て、「Mr.○○?」「そうだ」というとおばちゃんとなにやら話して「OK。こちらへどうぞ」というのでどうやら駐車料金を払ってくれるらしい。


フロントは泊まる部屋とは違う家にありチェックイン後部屋に移動する。

Bangkok laneのほぼ真ん中にある家が部屋だった。綺麗に改装してシャワー室とトイレを取り付けてある。部屋の広さはまぁ普通だが壁や床のタイルドアのガラス等昔のまま使っているので雰囲気はまさにヘリテージ。この家が建てられたのは確か1920年ごろらしい、ホテルマンがいっていた。


ホテルの人の話によるとこの部屋だけアストロが入っているらしい。地元みたいなものなので特に観光しようという気もなく部屋でのんびりしようと思っていた我が家にはちょうど良い。

テレビ付き

部屋の横の通路を通り二階に行く階段の手前にティーコーナーがある。ここで自由にお茶を飲める。冷蔵庫もここにある。あとDVDが何枚か置いてあり部屋に持っていって見ていいらしい。キングコングを借りた。
ここでお茶をしていると上の階に泊まっているらしい白人カップルと会った。彼らもヘリテージのホテルに泊まりたかったらしくこのホテルいいねぇという話をした。そして今日はブルーマンションに行ってきたと言う。「最高だぞあそこは」と言う。一度もいったことがないが機会があったら行ってみても良いな。しかし友人例門度が言うには昔はホーンテッドだったらしい。

ティー部屋


部屋でのんびりする。奥さんが買ったばかりのgalaxy wonderでパシャパシャ写真を撮っている。最初めんどくさがって乗り気じゃなかった奥さんも来て部屋を見ると気に入ったようだ。

アストロは結局ほとんど見たいチャンネルは入ってなく、唯一アニマル系の番組が映りそれを楽しんだ。


夕飯もいつもどおりプラウチクスマーケットのホッカーで済ませる。ワンタンミースープ。ちょっと小雨が降ってきたのであわててホテルへ戻った。

Bangkok laneの建物は全て一人の所有物らしい。その人が親戚とか知り合いに貸しているとのことだ。なので通り全体が昔のままの姿を残すことが出来ている。非常に綺麗な通りだ。ヘリテージをホテルに改装しているホテルはたくさんあるが、ここはタウンエリアのように騒々しくなく夜風紀が乱れることもない。ガーニーも近いので観光にもいいんじゃないかな。マーケットも近くにあるのでペナンの日常も見ること出来るし。

道路沿いのテラスで道行く人を眺める。いつもこんな感じで見えているのか…。案外自分の家のすぐ前に停まった車はそんなに気にならないものだな。



夜寝ていると夜中に2階でガタンとビンが倒れるような音がした。天井が薄いのか2階の物音はもろに聞こえる。音で目が覚め「なんか倒したな」、と思っているとそのうちポタンポタンと音がすることに気が付いた。
探すとベッドの上に天井から水滴が垂れてきている…
におってみると単なる水のようなので、落ちてくるところにホテルのタオルを置き音を防いだ。ベッドの端の方だったのでその後はまぁ問題なく寝れた。ヘリテージなのでしょうがないが2階の住民を選びますね。


朝食というものはついてない、そもそもレストランは付属していない。ので近くのチャイニーズコーヒーショップでパオを食べる。

そしてチェックアウト。

タウンの便利な普通のホテルやバトゥフィリのビーチリゾートもいいけど、こういうホテルはペナンならではの楽しみ方でした。今度お客がきたら勧めてみようかと思います。

部屋内部の様子



玄関