Krabi 2日目

朝ごはんのテラスにいたおねだり猫ちゃん。


今回のクラビ旅行のコンセプトとして“のんびり欧米人風リゾート”というものがあった。
よく目にする欧米の人はビーチに行ってものんびり日光浴を楽しみ、海に入って大騒ぎをしたりしない。(大騒ぎしている人もいるけど)そして海岸沿いのカフェで終日のんびりビールを飲んでいるように見受けられる。
せっかくビーチリゾートまで来てなにやってんの?と海に来たらとことん遊ばないと気が済まないバカンスしかしたことのなかった俺はそう思っていた。
しかし今回はあえてそれを実践してみようと思ったのだった。アクティビティを目一杯楽しむのではなくあまり動き回らないようにしてみよう。


そこでとりあえず海ではなくホテル付属のプールに行ってプールサイドバーでも利用してやろうと思ったのだった。


しかしプールに行ってみると誰もいなくてのんびり座るはずのビーチチェアは折りたたまれていて隅に片付けられている。
プールサイドバーに関してはどうやら今は全く営業していないようだ。酒瓶の一本も置いてない。

それでも掃除係りなのか従業員がそこにいたのでプール使えんの?ときくと「もちろん!」と答えたが、チェアを出してくれようとしたがやり方がよく分からないらしく悪戦苦闘しているので思わず手伝ってしまい早くも汗だく。しかもコケだかカビだかが生えていて、とてもトロピカルドリンクをおいしくいただける雰囲気ではない。
さらにそれとセットのはずの大きなパラソルも出してくれようとするのだが、なかなか傘が開かない。ついにこれは壊れていて使えないと言われてしまった。

プールでのんびり欧米人はあきらめた。


では次にアオナンビーチ商店街にいっておしゃれなカフェでのんびりと過ごしてみようと思う。

しかしすでにお昼近くで腹が減っていたので思わずバーガーキングに入ってしまう。お店の外の席で一応カフェ風に座り、ワッパーに舌鼓を打っているとなんだかおなかの調子が悪くなってきた。うーんこの感じはいやな予感がする。

おなかを騙しながらその後はお店を冷やかす。
途中クッションカバーのお店があり気に入ったのでチェックしておく。服屋やアクセサリーやなぜかやたら多いオーダーメイドの紳士服の店など立ち寄るがやはりついに腹痛が我慢できなくなりホテルへ急ぐ。その後も腹痛は治るそぶりを見せずこの日の行動範囲はホテルから100m以内ほどに限られてしまった。

しょうがないので近くのホッカーみたいなところで夕食にする。
安くて周りもタイ人ばかりだ。
すでにいつもの生活に限りなく近づいていて欧米人風はどこへ…

しかしここで食べたパッタイはおいしかった。

また腹が…

タイのホテルのルームメイクは面白い。