クルアン&ティオマン島

PenangからKluangというJBの近くの田舎に引越した友人を訪ねてドライブ旅行をした。

ペナンからだとKLでも4時間マラッカまで8時間かかる。
クルアンはというと友人の話だと12時間もかかるらしい。結構な距離だ。

朝何時に出たのかはすっかり忘れてしまったが気合を入れて暗いうちに出たと思う。

かなり気合入れていたので快調にKENARIで高速を飛ばし(でも最高120ぐらいだけど)なんと昼ごろにはマラッカに着いてしまった。確か6時間ぐらいかかったと記憶している。

ここから先は未知の領域なので道を聞こうと友人に電話をすると
“まだ出先から戻ってないのでマラッカで時間つぶしてきて”
と言われてしまった。

マラッカからだと2時間もあれば着くらしい。


そこでマラッカのジャスコで時間つぶすことに
出来たばかりらしくどこもかしこもきれいだ。
ここのスーパーで土産にワインを買い再出発。


ついに到着クルアン友人宅。

2件長屋で家は広い。
目の前に畑が広がるのどかな場所だ。


再会した友人とクルアン観光。





田舎町とはいえ、一応マレー鉄道の駅がある。
そしてこの町名産のコーヒーもあるらしい、クルアンコーヒーだ。そのコーヒーをはじめて出し始めたのがマレー鉄道の駅前にあるカフェ。
でそのカフェに行くことに。
コーヒー音痴の自分にはあまり違いが解らなかったが、この店が確かに流行っていることだけは確か。すぐ前にold townというカフェがあるのだがこっちは満席で賑わっているがoldtownはガラガラだった。
クルアンの人はこのクルアンコーヒーを愛しているようだ。

他にはドラゴンフルーツの畑のすぐ横に販売所(小屋)があり買える。
そこで幾つか持ち帰り、さらにマキサ(パッションフルーツ)も幾つか買ってかえる。

ドラゴンフルーツはもちろんおいしいしマキサも半分に切ってスプーンですくって食べる。
種もボリボリいただけてしまう。スッパ甘くておいしい。

あとはパームツリー畑の中に住んでいる友人の友人宅訪問。
パームツリー林の中にはカンポンがあって学校とかあったりする。
なかなか行けないところなので貴重な体験だった。



さて今回はせっかくここまで来たからもう少し足をのばして有名なティオマン島に行こうと思っていた。地図で見ると結構そばだ。

友人宅から車で出発。都合で島に泊まる時間がないので日帰りで行って来ることに。

クルアンからメルシンというティオマンまでの船が出ている町まで行く。

路肩が無くほとんど車線ギリギリまでしか舗装されていない道を100kmぐらいでみんな走る。制限速度もそのぐらいなので別に速度オーバーではない。

明るいうちはまだ大丈夫だが暗くなると怖い。もちろん街灯など無いから頼れるのは自分の車のヘッドライトのみ。帰り道は夜だったのでやばかった。


こんな景色

が続く




2時間ほど走りメルシン到着。なんとか港を発見しチケット購入。

↑この店でチケット購入値段は忘れてしまった。

しかし船が出るのは1時間後だった。

こんな感じで待つ

島でものを食べている暇は無いので今のうちに腹いっぱいにしておくことにする。

かわいいクロネコちゃんと遊ぶ。




海の上で船を何度か乗り換えティオマン到着。


すごい!浮桟橋の下の部分にサンゴが成長している。
こんなの沖縄でもみたことがない。

これは期待できそうだと港をでる。


今回はあまり情報を仕入れてなかったので客引きのおじさんを探す。
探すまでもない出てすぐに声を掛けてくる。

こっちの持ち時間は帰りの船が出るまでの4時間しかない。
その間にスノーケルをしたい。

事情を話すとOKと言う。
チャーター船でポイントを回ってくれるらしい。
2人でRM200と言われた。
時間もないし値切るつもりもなかったのだが財布には帰りの船代を引くとRM150しかなかった。
最初は渋っていたがお願いするとどこかで電話してOK。助かった。


時間までにこの港まで送ってくれることとスノーケルとフィンが付いていることを確認し交渉成立。

車で迎えに来てくれてた。
その後なぜかここにあるdutyfreeshopにより買い物するか?ときかれる。当然「金も時間もない」のでパス。

パン屋にも寄ってくれる。腹いっぱいだが水とソーセージパンを買う。
餌にして魚を集める目的。




その後小さな屋根付きボートに乗りいよいよスノーケルポイントへ
ティオマン島に付属している小さな島にいくらしい。

この島↑
名前は忘れてしまったが、向かいに豪華なリゾートが建っているのを覚えている。


船から飛び込む。

おおー!!
これまで見たどこよりもすごい!
サンゴの密集率がハンパない
絵本でみた竜宮城みたいだ。
ミドリイシがこれでもかってほどせめぎあっている。
「すばらしい」




絶景です。
魚ももちろん豊富。
ソーセージで集める必要などなかった。というかやっぱり腹が減って船の上で食べてしまったけど。

カタクチイワシみたいな魚の群れがものすごいきれい。
青く光って無数に泳ぐ。


そのうち船頭さんも泳ぎたくなったらしく海へ

そしてこっちにこいと手招き、潜っていき教えてくれたのは
お約束のカクレクマノミ&イソギンチャク。
サンゴの間にひっそりと隠れていた。

その島の周りを幾つか船で移動して2時間ぐらい泳ぐ。

最後にちょっと深くなっている方へ行ってみるとなんとサメ発見。
2mぐらいのツマグロだと思われるサメ。悠然とおよぎ消えていった。
かっこいい。


その後船に戻りそのまま港で下ろしてくれた。

ティオマンはとにかくサンゴサンゴサンゴでした。


みなとで船を待ちメルシンへ戻る。
この帰りの船で奥さん船酔いしてしまいえらいことに。

かわいそうにクタクタになり車へ戻る。
こういうとき港までマイカーで来ていると良かった。
このあとさらにバスを乗り継いで…なんて悲惨だから。


暗くなる前に戻りたいと思っていたが途中で真っ暗に
しかしなんとか道を間違えず友人宅へ到着。


翌日朝カフェによってから友人と別れ出発。


ペナン到着ペナンブリッジから。
かなり車で走ったがペナンに戻ってから出る時に0にしておいた走行距離をみると約1500kmだった。
日本だったらどこら辺まで行ったことになるのかな?