インディアンバーバー

いつもは奥さんが切ってくれている
が、今回は前から気になっていたダトクラマットにあるインディアンバーバーに行ってきた。

結果からいうとまさに魔が差したな…というところだ。

まさか30過ぎてコボちゃんカットになるとは…


店に入ると年季の入った道具や鏡、カット用の椅子が目に付く。
素晴らしい。期待通りの店内。

今回は開きっぱなしになっていたが、西部劇のBAR風の開き戸も良い。

インド映画を見ていたおじさんが立ち上がり、そこに座れという。
言われるがままに座り待つ。

どうするんだ?というので「横と後ろは短く上はちょい長め」で。

と答える。そして「後はお任せ」と言ってしまった。
何かの番組で「外国の床屋でお任せで切る」とかいうものがあったような気がする、それをちょっと思い出してしまったのだ。

マスクをしたおじさんが早速バリカンを取り出す。
タイのバーバーでもバリカンだったのでなんとも思わなかった。
バリカンの振動が心地よくうとうとしていたぐらいだ。
しかし耳の周りをキレイに刈り上げられたときはさすがに失敗に気が付く。

やってしまった…
小学生ぶりの耳完全露出。
もみ上げもほとんど無くなり襟足は恐怖だ。
さわると良く刈り込んだ芝生のようで気持ちがいい。

いままで側頭部のはちが出っ張っているためそれを隠そうと色々努力していたが
今回はかなり挑戦的だ。あえてそのはちを強調している。

おじさん仕上げにセットするため何かの液体をかける結構大量に。首に垂れてきちゃってますけど…
それ何?と聞くとアフターシェービングローションだった。
そんなんで髪型セット出来るのか?

値段はRM6と格安。

"Tha..Thank you..."と動揺を隠し店を後にする。

かなり厳しかったが意を決して帰りもバスに乗ることに。
家に付いてから気が付いたが顔と首に大量の毛が付いていた。
コボちゃんカットのおっさんがTシャツ短パンで首と顔に毛を付けまくってバスに乗っていたらそりゃ見るわな…


それから数日間会う人大体全てにウケが取れている。
子どもたちにはbald hairと言われいじめられている。


来月リペに行くまでには伸びて欲しい…