Lipe 5日目

今日は朝から寒い。
風がいつになく強く日も差さない、おまけに時々小雨も降る。朝食を寒い寒いと言いながら食べる。
屈強なヨーロピアンたちも今日はビーチに出ていない。


というわけで部屋でのんびり読書タイムとなった。
藤沢周平の用心棒シリーズ用心棒日月抄を読む。これは島で借りたものではなく自前。


そのうち日が出てきてみんなもわらわらとビーチに出てきだしたので我が家もいそいそと海へ入る。

ビーチから沖に50mぐらいのところにやや浅瀬になっている砂地帯がある。そこを目指す。
到着。白い砂以外何にもない。イルカがお似合いのきれいさだが、しかしその奥は急激に深くなっているらしく向こう側は何だか危険な水の色をしている。
サメでも出てきそうで恐くなり退散。こういうときいつも自分はすぐに"サメ"を連想してしまい軽くパニックになる。
日本と違いホテルのビーチでも監視員なんぞいないので自分の肌で感じる危険信号は大事にした方がいいだろう。


さて先日も行った昔の桟橋あとがある。マウンテンリゾートのビーチから右側だ。

その一番突端に行ってみた。
このあたりでシュノーケルするんならここがおすすめ。満ちている時で水深5mぐらい引いていれば3mぐらいだろう。
コンクリートの柱の間に大きめの岩がありそこがとても綺麗。あるていどサンゴも育っているし大きめの魚の割と大きな群れもいる。40cmぐらいの銀色の魚が100以上は群れていた。
あとチョウチョ・ツノダシ・ホンソメワケベラもいたしもちろんイソギン&カクレもいる。この近くで50cmぐらいはあるハリセンボンも発見。追いかけていったらちょっと膨らみ始めていたのがかわいい。

こいつです。


最後の海を満喫し部屋でまたものんびりする。



が、ここで一大事が。
奥さんが熱を出してしまった。ずっとピグをやっているものと思っていたら寝込んでいた。
どうやら疲れが出てしまったらしい。我が家は旅行に出るとだいたいいつもどちらかが具合が悪くなる。

あわてて町に行きパナドールと本を返しにいく。

買ってきたスープを飲み薬を飲む。
そしたら夜寝る頃には熱が下がった。一安心だ。
明日朝レイトチェックアウト出来るか試しに聞いてみるがやっぱり駄目。

明日はペナンに戻る移動日、家まで体力が持てばいいけどな…